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髄膜炎菌ワクチンの接種のお勧め

  髄膜炎菌が血液や髄液などへ侵入すると、敗血症、細菌性髄膜炎などの病気を引き起こします。初めは、発熱、頭痛、嘔吐など、風邪の症状に似ているため、早期診断がとても難しい病気です。他の細菌による髄膜炎などの病気と比べて、病状が急激に進行することが特徴で、意識障害、ショック、全身性出血などのために死亡することもあります。髄膜炎菌感染症は、学生寮や運動部などの集団生活で感染のリスクが高まり、最近でも国内において、学生寮での患者さんの報告がありました。海外留学や寮生活の際に、接種を義務付けている学校もあります。運動部などの寮に入る前や海外留学前に、特に接種をお勧めします。お勧め年齢は、11歳~12歳です。1回接種で、筋肉内に注射する不活化ワクチンです(アメリカでは11~12歳、16歳での2回接種を勧めています)。

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