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2023.9第80号

[2023.09.15]

先日、外来小児科学会にスタッフ全員で参加してきました。各自、学んだ最新の知識を診療に生かしていきたいと思います。
 私は「乳幼児の姿勢運動発達の重要性を学ぶ」というワークショップに参加しました。3ヶ月頃からの抱っこ→お座りの姿勢が定まらないお子さんが多いなと最近、感じていたので、今回学んだことは少し関連あるかもと思いましたのでお伝えします。
 生まれてすぐの赤ちゃんは、手足がだらんと床についている状態ですが、3ヶ月頃になると手足を少し持ち上げて動かし、体もかなり動かすようになり、寝返りもしそうになり、早くもうつ伏せ寝になったりします。しかし、その分、動かしたいけど自由にまだ動けないので泣くことも増えてくることも多いです。しかし、その過程がとても大切で、泣くのを減らす、寝かしつけのためにその運動を制限する育児グッズ(おくるみグッズ、バウンサー、抱っこ紐)の長時間の利用は避けた方が良いとのこと。この時期の自発運動の遅れが、その後の発達、体幹しっかり、背骨まっすぐの姿勢に影響します。では、赤ちゃんにどうやって相手をしてあげたら良いの??Pathways.orgというサイトの動画を参考にしてみて下さい(チラシが靴箱上にあります)。ここでは早くからのうつ伏せ寝の姿勢を時々させることを推奨しています。もちろん、首が座らないうちのうつ伏せ寝は乳幼児突然死の原因としての窒息を起こす可能性があるので、親がそばで見守り、一緒に遊ぶ感じで行うことが大切です。うちの息子も1ヶ月ごろからモゾモゾよく動く子で、早くからうつ伏せ寝になりたがり、抱っこでようやく寝たと思い、お布団に置くとスイッチオン!!すぐに泣くので、背骨にゴジラのような突起があるんじゃ??と疑ってしまいました。で、うつ伏せ寝だとご機嫌なので、仕方ないので横になった私の胸~お腹の上でうつ伏せで遊んだり寝たりしてました。これと同じなんだなと思います。これは向き癖が強い赤ちゃんの頭の変形の予防にもつながるのではと考えられています。よく泣く赤ちゃんは大変ですが、元気な証拠。抱き方、遊び方によって少し悩みが解消するかもしれません。ご相談ください。

 

~感染症情報~   地域で流行している感染症をお知らせします 

 ○インフルエンザA型

増加しています。小学校では学級閉鎖も増えています。感染力はコロナよりやや落ちる程度で、潜伏期間は1〜3日なので家族内ですぐに感染することが多いです。現時点では、インフルとコロナの重症化率を調査したデータはありませんが、私のこれまでの経験では、コロナよりもインフルの方がぐったり感の強い子が多い、鼻水、咳が長引きひどくなリやすい、熱性痙攣を起こしやすい印象があります。抗ウイルス薬として、飲み薬のタミフル、吸入薬のリレンザ、イナビルがあります(1回内服のゾフルーザは小児では耐性ウイルスの出現が多いので当院では処方していません)。基本的に自力で治せますが、抗ウイルス薬を使用するとウイルス量を減らす助けになるので、熱が少し早く下がることが多いです。

○コロナウイルス感染症

小流行が続いています。

※コロナ、インフル以外の高熱を伴うのど風邪も多くみられます。長引く猛暑と夏休み明けで、お子さんが疲れているなと感じたら、今月は連休が多いですが、休日は少しゆっくり過ごさせましょう。2学期は行事が多くなるので、体調を整えておきましょう。

 

~お薬に関するお願い!!

全国的にお薬が少ない状況が続いています。時々、処方された薬を間違って捨ててしまったとか、無くしてしまったということを聞きます。必要とされる方に薬が行き届くように、そのようなことがないようにお願いします。また、しけやすい粉薬はジップロックに入れた上で容器に入れて冷蔵庫に保管すれば、よっぽど体重が変わらなければ次回同じような症状のために使用できますので、取っておいてください。

 

〜お勧めの絵本〜  スタッフお勧め。待合室本棚にあります♪

気持ちの本        
作:森田 ゆり  
絵:たくさんの子どもたち

「人には、たくさんの気持ちがある。うれしい、悲しい、くやしい、さびしい、しあわせ、こわい……。」と、どんな気持ちも、大切なあなたの気持ちで、どんなときでも、感情は、心の状態を知らせてくれるアンテナであることを、子どもたちの手描きの絵とともに語りかけます。そして、言葉にできない気持ちがあることや、それらの感情をどう表現していけばいいのか、ということについても。アメリカで開発されたCAP(子どもへの暴力防止)教育プログラムを日本に紹介した森田ゆり氏による絵本。子どもたちはもちろん、親や先生をはじめ、たくさんの大人にも読んでいただきたい1冊です。

 

ぼくのニセモノをつくるには              
ヨシタケ シンスケ

宿題やお手伝い、部屋の掃除など、ぼくにはやりたくないことがたくさんあります。ある日、ぼくのニセモノを作って、やらせることにしました。さっそくお小遣いを全部使って一体のロボットを買いました。ホンモノをめざすロボは、けんたのことをあれこれ知りたがって・・・。自分を知るってめんどうだけど、おもしろい!
大ヒット『りんごかもしれない』に続く、ヨシタケシンスケ発想絵本第2弾です。

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