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2021.10第66号

[2021.10.18]

 ようやく少し涼しくなり、秋らしくなってきました。食欲の秋、美味しい果物も沢山あり、嬉しいですね(私が好きなのはラフランスとサンマです(^^♪)。ただ、最近、気になるのは、太り気味のお子さんが増えている事です。2000年代に入り、小学校高学年での肥満のお子さんは10%と増えていましたが、コロナ禍でさらに増えているようです。お家での生活が長くなり、友達との外遊びが減ったり、食事・おやつ以外の楽しみが減ったことが影響していると思われます(大人もそうですよね)。子どもの肥満は大人の肥満のもととなり、学童前期の肥満の40%、思春期肥満の70~80%が、成人肥満に移行するという結果がでています。肥満により、体が思うように動かせず、運動が嫌い、苦手になったり、いじめの対象になり、劣等感→無気力→不登校になったり、若いうちからメタボリックシンドローム(高脂血症、糖尿病、高血圧)になることもあるので、早めの治療が大切です。治療は、食事、運動に気を付けることです。子どもは身長が伸びていくので、今の体重を維持できれば、相対的に肥満が改善されていくため、体重を減らすこと=ダイエットはしません。ゆっくり食べる、給食でお替りはしない、大皿に盛りつけない(欲しいだけ食べてしまうので)、高カロリー食品(アイスクリームやチョコは少量でも高カロリー)は少なくする、などの工夫をしましょう。また、運動をよくする子でも、スポーツドリンクの飲みすぎから肥満になることもあるので注意しましょう。そして、運動面では、歩いて行ける場所には歩いていく、お家でも体を動かすお手伝い(掃除など)をしてもらうなど、してみましょう。食事、運動面ともご家族の協力が必要です。子どもだけに、上記のことを頑張ってといってもできませんので、よろしくお願いします。増えないことを目標に、毎日、お風呂前に体重を測り、折れ線グラフにしてみるのもお勧めです。それでも、上手くいかない時は、病院などに栄養指導をお願いすることもありますので、ご相談ください。

~感染症情報~   地域で流行している感染症をお知らせします

〇RSウイルス感染症 

 今年7月に大流行があったのですが、また最近、少し流行しています。以前罹った人でもまた罹っている人もいます。ぜーぜーあるかな?と思ったら、早めに受診してください。なお、ひどくなるのは1歳代くらいまでがほとんどで、それ以上の年齢では鼻水がひどい程度でおさまることが多いので、鼻水ひどいだけでは迅速検査は行っておりません。特効薬もないので。

〇溶連菌感染症

 少し流行しています。のどの痛みが強いことが多く、熱は出たり出なかったりです。抗生剤が効きます。

〇ヘルパンギーナ、アデノウイルス感染症

 どちらも、夏ののど風邪ですが、今年は暑さが続き、又、緊急事態宣言が解除され一気に人混みが増えたこともあるのか、今頃、少しみられています。のどの痛みは強く、小さいお子さんは高熱になり、食事がとりにくくなることもあります。特効薬はないので、のど越しがよい食事、水分摂取をがんばり、乗り切ります。
 

~B型肝炎の予防接種はお済ですか?   看護師より

夏の学会でB型肝炎について勉強しましたのでご報告します。
平成28年4月1日生まれのお子さんから定期接種(1歳未満までが対象)になりました。それ以前のお子さんは任意接種のため、接種していない方が多いと思いますが、B型肝炎ワクチンは全ての年齢の人に推奨されるワクチンのひとつです。

B型肝炎ってなに?

B型肝炎は、B型肝炎ウイルスによっておこります。

肝炎とは、文字通り「肝臓に炎症が起こる病気」です。特にB型肝炎では肝臓に慢性的な炎症が起こります。一過性の感染で済むものもありますが、生涯にわたって治療が必要になるリスクもあり、継続的に炎症が加わることによって次第に肝臓は線維状になり、最終的には肝硬変肝臓がんになることもあります。
 子どものあいだでは母子感染のほか、ケガなどで生じた出血を不用意に取り扱う(手に感染者の血液がついた状態で自分のケガをした場所を触れてしまうなど)ことによって感染が広がるとされています。また、最近では汗や涙、唾液などを介した感染例も報告されており、学校での集団生活はもちろん、相手の選手と肉体的接触があるスポーツ(サッカー、バスケットボール、柔道、ボクシング、、)での感染の可能性もあります。実際に保育園での集団感染の報告もありました。B型肝炎に罹っても初期には自覚症状はないので、いつ誰が罹って、いつ誰にうつすか、わかりません。親御さんから、子どもに感染してしまうこともあります。

母子手帳の確認を!

B型肝炎と同様、将来のがんのリスクを減らしてくれる子宮頸がんワクチン、感染力が強く、年齢が上がるにつれ重症化しやすい、麻しん・風疹水ぼうそう・おたふく、集団生活でかかりやすく、命にかかわることもある髄膜炎菌感染症などのワクチンがあります。子どもが大きくなると、母子手帳を見る回数が減ってしまいますが、この機会にもう一度確認をしてみましょう。これでいいのかな?と不安な方は、母子手帳をクリニックに持参していただければ、看護師が確認します。家族のため、子どもの将来のリスクを一つでも減らすために、できればワクチンで予防していきましょう。

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