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2020.5第51号〈新型コロナウイルス特集Part3〉

[2020.05.09]

新型コロナウイルス感染症について Part 3 

<今、わかっていること>

1、子どもの症状について(諸外国の報告より)
下のグラフは中国での致死率の報告です。0~9歳までの子どもでの死亡例はありません。イタリア、韓国、オーストラリアからの報告でも、死亡例はありません。アメリカからの報告では、持病のあるお子さんで死亡例が見られ、致死率は0.1%でした。また、ICUに入院するような重症例も少ないです。

 

 

  

 

 

 

 

2、感染経路は?
現時点では、家庭内での感染(大人から子どもにうつる)が大半を占めています。子どもから大人への感染例、学校内での子ども同士の感染例はほとんどなく、インフルエンザなど他のウイルスに比べると、子どもではコロナは広がりにくいという報告が数件あります。また、インフルエンザでは休校により全人口の感染者数はかなり減るがコロナではあまり変化がなかった、休校は他の商業活動の閉鎖と同時に行って効果がでる、という報告がされています。

以上の報告は、日本小児科学会のHPの「小児の新型コロナウイルス感染症の診療に関連した論文」に載っています。要約が載っているので一般の方でもわかりやすいので、参考にしてください。


<今、言いたいこと>保護者の皆さんにではないです、、行政の方たちへ

 上記の報告をふまえ、私が行政に言いたいことは「いつまで子どもたちに我慢させるの?」ということです。行政は、休業要請の延長による大人からの不満には経済的な支援対策のアピールを次から次へと打ち出しています。しかし子どもたちへの対策は置き去りになっていると日々、感じます。3月最初の、意味のない(!)突然の全国一斉休校から、子どもたちは大人よりも1か月も早く、長く、我慢している、ということを忘れていませんか?小さい子どもたちは何も発信できないからと言って、休校、休園がだらだらと延期になっているのではないでしょうか?今の流れからいくと、今後、緊急事態宣言終了となると、商業施設、学校を一斉に再開、ということになるのでしょう。それはどうなの??と思います。3密の商業施設を再開する前に、まずは、学校を段階的にでいいので再開して欲しいです(専門家からの提言にもそうあります)。今の様子では宣言が解除されると、3密の場所に一気に皆が行く→ 感染者がまた増加する→またすぐに休校にしてしまうのではないでしょうか?
 既に、休校が長期にわたっている弊害が、子どもたちに出てきています。不眠、肥満、便秘、情緒不安。そして、虐待が増えてしまうのではと危惧しています。こういうことは経済上、支障ないからいいということではありません。オンライン授業にお金を出す、だけでおしまいにしないでください。生活リズムを整え、適切な食事、睡眠、運動による健全な発育のために、学校や園での生活は必要です。行政はもっと子どもたちのことを考えてください。家庭だけにこんなに長期に丸投げしないでください。時間割を減らす、登校学年・学級を少なくする、行事は避けるなどの3密対策を先生方は既に色々検討されていると思います。行政のトップの方々、よろしくお願いします!!!

<当院への来院について>HPにも掲載しています

かえで便り前号でお伝えしたように、院内感染対策をとって診療しています。
1、発熱、咳があっても、既にコロナと診断されている人のご家族など、濃厚接触者以外は、当院へは普段通りに受診していただいて大丈夫です。大人の方ではコロナで重症化する割合が高いこと、持病のお持ちの方も多いので、内科の診療所では発熱患者さん限定の来院時間を設けているところもありますが、子どもでは他の感染症でも熱、咳はよくあるので、来院時間の区別はしておりません。いつも通り、予約をして来院してください。
2、一般診療時間内では、待合室を分けていますので、ご協力お願いします。
 窓側:6か月未満のかぜ症状のない方、予防接種・乳児健診の方
 プレイコーナー側:上記以外の方
 ※高熱、咳がひどい方は、さらに別のお部屋をご案内しています。
 ※昼の予防接種・乳児健診の時間帯は待合室のすべてをご利用ください。
3、外出自粛で他の感染症も少ないためか、現在、混雑はしておらず、発熱患者さんで一杯という状況ではありませんので、どんな症状でも、「食べれない、眠れない、遊べない」程でしたら、いつも通り早めに来院してください。
4、もちろん、「ひどく具合が悪いわけではないけれど、なんか子どもの元気がない」という方も、いつも通り、来院してください。

 

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