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2019.9第43号

[2019.09.12]
8月末にお休みをいただいて、外来小児科学会に参加してきました。そこで学んだことを何回かに分けて、お伝えします。

○子宮頸がんワクチンについて(公費接種の対象者は小6~高1の女子)
 現在、国はこのワクチンを積極的には勧めていません。理由は、数年前に公費接種が始まった頃、体の痛みを訴える方がでて、副反応ではないかという報道があったからです。ワクチンとの因果関係がはっきりしないまま、数年経っていますが、一部の自治体では接種を勧め始めています。私も迷っていたところですが、今回の話を聞いて、やはり必要なワクチンではないかと思い直しています。公費接種の対象は小6~高1の女子です(説明動画が窓側の本棚の上にあります。お渡しできる資料もあります)。対象者の方は接種をご検討ください。
①子宮頸がんとは?
 ヒトパピローマウイルス(HPV)による感染で起こる癌。このウイルスには約80%の人が感染するが、一部の人で感染が持続することで癌になる。最近、若い女性で増えており、年間3000人死亡しており(交通事故の死亡者より多い)、乳がんより多い。また、最近は出産年齢が晩婚化で遅くなり、出産前に癌になり、ひどい場合は子宮摘出術や放射線治療が必要となり、出産できなくなってしまう。子宮頸がん検診では前がん病変(癌になる一歩手前の状態)での発見・治療につながるが、前がん病変でも子宮の一部の切除術を行うことにより、早産になってしまうことがある。
 ワクチンにより、頸癌は60%予防できる。
②副反応といわれる症状との因果関係について
 複数の調査で、ワクチンと症状との因果関係はないという結果がでている。すなわち、体の痛み、しびれなどの症状はワクチンを接種してなくても、対象者の年齢に時々みられており、ワクチン接種後に特別、多いわけではない。症状が起きるのは接種者の0.007%。

~感染症情報~  地域で流行している感染症をお知らせします

〇ヘルパンギーナ

夏風邪のウイルスによるもので、のどにプチプチとした水疱ができ、赤くなり、のどの痛みが強いです。時には高熱がでます。特効薬はなく、のどごしのよい食事、それもだめなら、イオン飲料での水分補給が大切になります。

〇RSウイルス感染症

小さいお子さんでは咳とぜーぜーがひどくなります。これも特効薬はなく、気管支拡張剤の吸入や、気管支拡張剤の飲み薬や貼り薬、痰を切るお薬で症状をやわらげます。1歳くらいまでは呼吸が苦しくなり、食事、哺乳ができなくなり、入院することもあります。

~お知らせ 事務より~

〇義務教育就学児医療費助成制度について
 小学校1年生から中学校3年生までのお子さんが、医療機関等で受診した際の窓口負担額を一部助成する制度です。
 2019年10月からは小学校1年生から6年生までの所得制限がなくなり、窓口のお支払いが200円になります。三鷹市にお住いの小学校1年生から小学校6年生全員が対象となりますので、今月末までにお手元に医療証が届いていない方は、三鷹市子ども政策部子育て支援課にお問い合わせください。 調布市にお住いの方も同様です。

~絵本紹介  今月のお勧めとして窓際の本棚の上にあります


あきはいろいろ           著者 五味太郎

一人でお絵描きをしていたら葉っぱが遊びにやってきました。秋の葉っぱが遊んでいます。秋の色が遊んでいます。秋の色でいろんなものを作って、いろんな秋の形で飾ろう!ことばで形で色彩で、秋を満喫できる四季シリーズ・秋の絵本。皆さんもいろんな秋を探してみてはいかがでしょうか。

おつきみおばけおつきみおばけ        作・絵 せなけいこ

森の中に小さなおばけちゃんがいました。ママとはぐれて泣いているうさぎちゃんをなぐさめようと、おばけちゃんはお月見団子に変身します。すると喜んだうさぎちゃんがかじってしまいました。あらあら、こんどはおばけちゃんがあーんあーん。そこへうさぎちゃんのママが帰ってきて…。ほのぼのとしていて温かいお話です。

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