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2019.4第39号

[2019.04.20]

咳4月にはいり、一番多い患者さん達は保育園に入りたての小さいお子さんです。お家にずっといた時よりも、発熱、鼻水、咳がでることがぐっと多くなります。それは、集団生活が始まって、風邪(ほとんどがウイルス感染)の移しあいっこになってしまうこと、小さいお子さんほど、まだ免疫力が少ないことが原因です。しかし、そうやって色々な感染を受けていくことにより、免疫力が鍛えられ、アップしていき、だんだんと熱がでる頻度が少なくなっていきます。やっと入園できたと思ったら、「お熱がでたのでお迎えお願いします」の電話がちょくちょくあり、仕事も始めたばかりなのに、、、と嫌になりますが、半年後、1年後とお呼び出しの頻度は少なくなってきますので、今は免疫力が鍛えられている時と考えましょう。  
  そして、発熱は体が熱に弱いウイルスをやっつけるための、鼻水・咳はウイルスや細菌を外に出すための防御反応です。特に小さいお子さんでは、鼻水だらだらはいつ止まるのでしょうか??との質問を受けることが多いのですが、残念ですが、しばらくは鼻水がビシッと止まり続けることはないと思ってください。もともと小さいお子さんほど鼻の粘膜は敏感ですし、鼻水はウイルスなどが入ってきたらそれを追い出すための役割をしているのです。また、鼻水が黄色くなってきたからといって必ずしも細菌を殺す抗生剤は必要ではありません。黄色の鼻水になっている原因のほとんどはウイルス・細菌をやっつけようとして現れた白血球が多いためです(中耳炎や副鼻腔炎になった時には抗生剤を使います)。そして、小さいお子さんほど鼻の中(鼻腔)が狭いので、夜に鼻がつまって寝苦しかったり、鼻水をかむことができないので鼻水が出てくるより喉の方にまわって咳がでやすいということになります。咳こみが多く、夜眠れない時間が増えたり、昼間の咳もどんどん増えるなら、早めに受診しましょう。

~感染症情報~  地域で流行している感染症をお知らせします

〇ヒトメタニューモウイルス、RSウイルス感染症

 どちらも、大人や大きいお子さんたちは鼻水、軽い咳の風邪症状くらいで済むのですが、3歳くらいまでのお子さんは、発熱やぜーぜー、ひどい咳となることがあります。特効薬はなく、去痰剤や気管支拡張剤を使用して症状をやわらげます。呼吸困難が悪化し、水分摂取ができなくなると、入院する場合もあります。

〇ウイルス性胃腸炎

ロタウイルスによるものが少しみられ、ほとんどが他のウイルスによるものです。どのウイルスにしても、嘔吐、下痢の回数が頻回になり、少し元気がないようなら早めの受診をお願いします。ほとんどの場合、熱はないことが多いですので、熱はなくても、嘔吐、水のような下痢が多く、食欲がない場合は、登園・登校はやめて、お家で水分、食事管理を行いましょう。

~喘息のお子さんをお持ちの方へ 看護師より

ご自宅にある吸入器はきちんと動きますか?    

吸入器の不具合により薬が正しく噴霧されないと、充分な治療効果が得られません。できれば半年または1年に1度は、自宅にある吸入器や薬液ボトルなどの清掃・点検をして、正しく稼働することを確認しておきましょう!

「こんなことはありませんか?」

  • 電源スイッチを押しても噴霧しない。

  • 噴霧量が少ない。

  • 動作音が大きい。

  • 本体が熱を持って熱くなる

  • 薬液ボトルなどにヒビが入っている。

  • 部品が足りない。

  • ホース内が汚れている。

  • ホースに結露や水分が残っている。

  • エアフィルタが汚れている。

  • 1年以上エアフィルタを交換していない。

  • ACアダプタの接触が悪い。

※吸入器の種類により形や名称に違いがあります

ご自宅に吸入器をお持ちの方に、点検のポイントを簡単に書いた用紙をお渡しします。ぜひご自宅で点検してみてください。また、一般の診察時間中に吸入器本体や薬液ボトルなど一式とその吸入器の使用説明書をご持参いただけましたら、看護師が一緒にチェックさせていただきます。

※診察の状況により少しお時間をいただくこともありますのでご了承ください。

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