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2018.3 第27号

[2018.03.13]

今シーズンのインフルエンザの流行は少し多かったのですが、例年2~3月に流行するB型が早めに流行したので、流行の終息は例年より早かったようで、現在、ほとんどインフルエンザは見られていません。  
 さて、今、インフルエンザより危惧されているのが、薬剤耐性菌です。薬剤耐性菌とは、一般的な抗生剤が効かない菌のことです。十数年前から、今まで抗生剤が効いていた細菌が変化して、その抗生剤が効かず、重篤な症状になってしまうことが徐々に増えてきています。それでは、そのような菌に効果がある抗生剤をどんどん開発すればいい、ということになりますが、最近は新しい抗生剤の開発も滞っている状況です。そして、現在のような抗生剤の使い方を続けていると、耐性菌が増加し、将来、癌での死亡率より、耐性菌による死亡率の方が増加することが予想されています!!そこで、最近では「抗生剤の適正使用」を、国をあげて勧めている状況となっています。医療側としては、むやみに抗生剤を処方しないということです。人間の体にはたくさんの細菌がおり、共存している状態です。その時の体の状況により、細菌が増えすぎたりして、炎症を生じるようになった場合(中耳炎、肺炎、とびひなど)には、抗生剤をしっかり使用する必要がありますが、細菌がいるけど悪さをしていなければ抗生剤でやっつける必要はありません。又、ほとんどの風邪は細菌ではなく、ウイルスによるもので、抗生剤は効果がありません。皆で、無駄な抗生剤を使わないようにして、将来、大変なことにならないようにしていきましょう。

~感染症情報~   地域で流行している感染症をお知らせします

〇ウイルス性胃腸炎  少し多くみられます

ノロ、ロタ以外のウイルスによるようです。高熱を伴い、吐いてしまい、ぐったりしていることもあります。

〇ヒトメタニューモウイルス(hMPV)感染症

大人や学童では、普通の風邪の症状(鼻水、咳)ですが、乳幼児期ではRSウイルスと同様に、ぜーぜーがひどくなったり、高熱がでることがあります。特効薬はなく、気管支拡張剤や去痰剤を使用して症状をやわらげたり、気管支拡張剤の吸入をしたりします。例年、3月から6月に流行します。

※インフルエンザの流行は、こちらの地域では、ほぼおさまりました。

~受付事務よりのお願い~

〇問診票の記入について

毎回の問診票のご記入、ありがとうございます!!昨日より良くなった、全く変わらない、など、どんなことでも構いませんので、お子さんの情報を教えてください。ご記入していただくことにより、診察がスムーズに行えます。 また、待合室でお子さんと一緒だと落ち着いて書けない、診察時に聞こうと思ったことを忘れてしまう、お父さんやお祖母ちゃんに付き添いをお願いされる方は、事前にお持ち帰りいただき、ご自宅でご記入していただくことをお勧めしております。 問診票や熱表は、受付や下駄箱の上に準備してありますので、ご自由にお持ち帰りください。

〇住所、電話番号の変更

お忘れ物や急なお知らせなどで、ご連絡させていただくことがございます。住所や電話番号を変更されたら、必ず受付窓口までお知らせください。

~ホームケアアドバイス  看護師より~

かさかさ(乾燥肌) や ぽつぽつ(あせも) 

最近、粉が吹いたように白くかさかさと肌が乾燥しているお子さんや、冬なのにぽつぽつとあせものあるお子さんをよく見かけます。

 スキンケアのポイントは

1、皮膚を清潔に保つこと

汗や汚れは入浴やシャワーで洗い流します。せっけんは十分に泡立ててなでるように優しく洗うようにして、洗った後はせっけんが残らないようにきれいに洗い流します。お湯の温度も熱すぎるとかゆみの原因になるので注意しましょう。

 2、皮膚の保湿

できるだけ、入浴後すぐにムラなく保湿剤を塗ることで皮膚の乾燥を防ぐことができます。マッサージするようにやさしく話しかけながら塗ると、親子ともにリラックスできます。わきの下や足首などのくびれも忘れずに塗りましょう。乾燥がひどいときは、朝も保湿しましょう。おふろ

 

適した温度・湿度

部屋

室温

20~25℃

湿度

30~60%

お風呂

38~40℃

3、涼しい環境つくり 体感温度に気をつける

体が温まると皮膚の血流が増えてかゆみが強く出ることがあります。できるだけ涼しい環境づくりを心がけましょう。大人は寒くても赤ちゃんにとってはそれほど寒くないので、(最近は暖かい肌着がたくさんありますが) 洋服の調節を自分ではできない子どもたちは、基本、大人より1枚少なく着せることがこつです。子どもたちの洋服は肌触りのいい、触って柔らかい木綿素材が適しています。布団も寝入った時に汗をかいていたら暑すぎるので、最初は薄手のふとんにして様子を見ながら重ねてあげましょう。

 4、爪を短く切り、なるべくかかないようにする

子どもに「かいちゃダメ」と言っても無理があります。かいても肌を傷つけないように爪は短く切ってあげましょう。それでもかさかさぽつぽつが治らないときは医師にご相談ください。つめ

 

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