2026.1第94号
今年もよろしくお願いします
今年の年末年始はインフルエンザの流行もなく、休日診療所の混雑もあまりみられませんでした。集団生活が始まると、感染症が増えるかもしれませんが、温かい食事をしっかり食べて、しっかり睡眠をとって、免疫力を維持しておきましょう。
食事に関する話題で、小児感染症学会で聞いた「腸内細菌叢」に関するお話をお伝えします。ヒトの腸には100兆個以上の細菌が共生して、腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)と呼ばれ、健康維持に重要な役割をしています。たとえば、この細菌叢が糖類を発酵して産生した短鎖脂肪酸は、全身の細胞、臓器のエネルギー源として使用されたり、代謝や免疫でも多くの働きをします。そのため、腸内細菌叢の乱れと様々な病気(腸炎、過敏性腸症候群、川崎病、アレルギーの病気、肥満、ネフローゼ症候群、発達障害など)との関連が報告されています。その乱れは、抗生剤の投与でも起こるので、細菌叢が作られつつある乳幼児への必要のない抗生剤の投与は勧められません。また、乱れを予防したり、元通りにするには、乳酸菌入りのヨーグルト・飲料以外に、味噌・納豆・醤油を含む発酵食品、穀類、イモ、豆、野菜、キノコ、海藻が良いとのこと。つまり、和食がお勧めとのことでした。朝食にお味噌汁を飲んでいる子どもは風邪を引きにくいというデータもあるそうです。和食にこだわる必要はないと思います。要は、和食によく使う食材を利用した食事を摂ることで良いのではないでしょうか?市販のお惣菜を選ぶ時も煮物にしてみるとかでもいいと思います。腸内細菌叢を整えて、1年、元気に過ごしていきましょう!
~感染症情報~ 地域で流行している感染症をお知らせします
〇ウイルス性胃腸炎
ノロやロタウイルスではないようですが、家族全員かかってしまうこともあります。嘔吐が続く、ぐったりしている場合は早めの受診をお願いします。
〇水ぼうそう
小学生で少し見られます。赤みのあるぼつぼつがほぼ全身にでます。発熱はない場合が多く、元気なことがほとんどです。予防接種をしていてもかかることがあります。抗ウイルス剤があります。
※インフルエンザは少数で、流行していません。
~診療予約についてのご案内 事務より〜
当院では、待合室での混雑・待ち時間の軽減とお子さま一人ひとりに丁寧な診療を行うため、予約制を基本としています。しかし、お子さまの急な体調変化や、園・学校から当日の受診を勧められた、ご心配が強い、いつも飲んでいる薬がなくなってしまったなど、Web予約がとれずにお困りの場合は、web予約が一杯でも、お電話にて状況をお伺いして予約をお取りいたしますので、まずはお電話ください。予約なしで来院されますと、長時間お待たせしてしまうこともありますので、ご理解の程、宜しくお願いいたします。
※当日の診療状況により、待ち時間が長くなる場合がございます。ご理解とご協力をお願いいたします。(お願いばかりですみません‥)
~麻しん・風しん混合(MR)ワクチンの接種はお済ですか?~
・4月より新1年生になる年長さんのお子様(2019年4月2日~2020年4月1日生まれは、麻しん風しん混合(MR)ワクチン2期の公費接種期限が2026年3月31日で終了してしまいます!
・また、下記の生年月日の方でまだMRワクチンを接種受されていない方も、特例として定期予防接種(無料)を2027年3月31日まで実施しております。
第1期:2022年4月2日~2023年4月1日
第2期:2018年4月2日~2019年4月1日
(調布市、武蔵野市、小金井市、杉並区、世田谷区の方も当院で接種OKです)
接種がまだお済でない方はお早めに予約をしていただき、予診票と母子健康手帳をお持ちのうえ接種を受けてください。なお、予診票がお手元にない場合は市にお問い合わせください。
※3月は混雑するおそれがあります。早めに予定を立てましょう!
※他の年齢のお子様も、やり忘れている予防接種がないか、ご心配の方は母子手帳をご持参のうえ、看護師に気軽にご相談ください。
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MR(2期)の用紙 |
