子どもの服、何枚着せればいい?着させ過ぎていませんか?
乳幼児は、大人と比べて充分な体温調節ができないことがあります。子どもは体温が高く、大人に合わせて服を着させ過ぎると熱がこもり体温が上昇してしまいます。
目安として・・・
新生児のころ 大人+1枚
生後1か月までは、体温調節がじょうずにできないので「大人より1枚多く」が基本。布団など、かけるものも1枚と考えます。
生後1か月以降 大人と同じ
1か月過ぎると、手足の動きがだんだん活発になってくるので、着せるものは大人と同じ枚数にして大丈夫です。
生後4か月以降 大人と同じもしくは1枚少なく
寝返りなど体をさらに動かすようになったら、着せるものは大人と同じか、1枚少なめに。背中を触って、汗をかいていたら調節をしましょう。
冬の服装
外出時・・・インナーを重ね着すると体が動かしにくく、汗をかいても脱がせにくいので、アウターで調整しましょう。ベストが、腕が動かしやすく良いでしょう。ぴったりした服より、ゆとりがある方が、空気の層ができ保温効果が増します。
屋内・・・・・半袖肌着+長袖Tシャツもしくは、半袖肌着+トレーナー。
寝るとき・・スリーパーは不要です。半袖肌着+薄手のパジャマで十分です。
素材
〇 綿・・・・・・・通気性がよく汗を吸い取り、お肌にも優しく最適です。
× ヒートテック・・水分を熱に変換させ体を温めてくれますが、逆に体温が上がり過ぎてしまいます。
× ウール・・・・・敏感肌の方には、チクチク刺激を与えてしまうのでおすすめはしません。
× フリース・・・・敏感肌の方には、静電気が起きやすく、お肌を傷つけてしまうのでおすすめはしません。